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外壁塗装の基本を再確認

外壁塗装

2018/02/20

外壁塗装の基礎知識として最低限必須となる事柄は、下地の種類に関する知識、塗料の種類に関する知識、塗装の方法に関する知識、この3種類です。順を追って、それぞれの重要事項について確認して行くことにしましょう。


下地の種類や状態の確認

外壁塗装の基礎知識として言えば、最初に考えるべきことは、下地の種類や状態がどうなっているかです。塗装の下地には、木材、金属、モルタル、合成樹脂などがあります。それぞれ、その性質が全く違いますので、下地の種類や状態に応じて塗料の種類や塗装の方法が違ってきます。例えば、下地が鉄板であり錆び付いている場合、錆落としから初めなくてはいけませんし、錆止め対策が不可欠になり、金属用(鉄用)の塗料を使うことなります。下地がモルタルで、風雨によって表面が風化している場合、下地を強化する処理が必要になってきます。いずれにせよ、下地の種類や状態は千差万別で、塗装目的も勘案して最適の塗装計画を立てるのも、下地を見てからになります。


塗料の種類と性能

外壁塗装に用いる塗料には、水性塗料と油性塗料とがあります。水性塗料というのは、水性エマルジョン塗料のことだと考えて、ほぼ間違いありません。水で薄めて用いますが、乾燥すれば耐水性になります。油性塗料というのは、シンナーなどの揮発油で薄めるタイプのもので、揮発油が蒸発することで乾燥します。この2種類は、広く知られた基礎知識ですが、これ以外にも特殊な乾燥タイプがあります。例えば、2液混合型塗料で、これは液体成分の蒸発で乾燥するのではなく、化学反応の固化によって乾燥します。


外壁塗装で用いられる塗料で代表的なものは、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、この4種類です。価格と耐久性とで段階があります。アクリル系は、価格も耐久性も一番低くなります。ウレタン系、シリコン系、フッ素系の順に、価格も耐久性も高くなって行きます。一般的には、ウレタン系とシリコン系がコストパフォーマンスで好まれます。


塗装の方法とその意味

外壁塗装では、重ね塗りすることが基本であり、基礎知識としてその意味も知っておきたいものです。重ね塗りは、一般的に下塗り、中塗り、上塗り、この3度塗りです。下塗りでは、下塗り塗料が下地に染み込み下地を補強すると共に、強固に密着する役割を果たします。塗料を弾きやすい性質の下地の場合、その下地に応じた特殊な下地塗料を用いて、下塗りをすることになります。これが手抜きだと、塗装が剥がれやすくなります。


その後、中塗りと上塗りをするわけですが、一度に分厚く塗るのではなく、2度に分けて塗る必要があります。それは、塗料の中の液体成分が蒸発する時、ガス抜けの通路を塗膜中に作るからで、ミクロのトンネルができるのです。このトンネルは、空気や雨水を吸い込みますから、このままでは塗膜の劣化が進みます。ですが塗り重ねることで、このトンネルに塗料が染み込んで埋まることで、塗膜が強化されるのです。




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