- コラム
防水にはコーキングが重要!
屋根塗装
2018/06/12
防水工事をおこなう上で、コーキングという言葉を聞いたことはありませんか。見積もりなどにもコーキング台などが記載されているかもしれません。コーキングは重要なものなのでしょうか?コーキングとはなんなのかについて迫ってみましょう。
コーキングって何?
コーキングとは、建物の機密性や防水性を高めるために、建物の隙間を埋めるための目地材で充填することです。一般的にチューブに入っていて、代表的な素材としては、シリコン系、変性シリコン系、ポリウレタン系など樹脂が多いです。シリコン系は一般的に内装にて使用され、ウレタン系については耐久性が高いため外装にて使用されます。特に、モルタルとコンクリートの目地やタイル目地など、外装についてのあらゆる隙間に使用されることが多いです。そのため、キッチン回りの防水工事などに使用されるのがシリコン系シーリング材、外壁の壁や屋根などの目地に使用されるのがウレタン系シーリング材です。シーリング材は建物の防水工事をおこなう上で欠かせないものなのです。
コーキングの重要製
住宅の建物には外壁などには隙間がもうけられています。それは、地震などで建物に衝撃が加わった時に、その衝撃を吸収するためです。その隙間からは当然水が浸入します。そのため防水工事が必要となり、その隙間を埋めるのがコーキングとなるのです。ただし、コーキング材は外壁塗装に対してあまり耐久性がありません。建物の防水工事をおこなう際には、どこから建物に水が浸入しているかを調査しますが、その際にはコーキングの劣化によるものであることも多いのです。防水工事の内容によってはコーキングのやり直しのみをおこなう場合もあるのです。コーキングの劣化は建物が建っている場所の日当たりや気温などの条件でも異なるので、定期的にチェックしてひび割れなどがないか確認すると良いでしょう。
自分でもできるの?
コーキングによる防水工事は自分でもできるのか?結論としてはある程度の知識があれ亜可能です。方法は、古いコーキングをはがして、新しいコーキング材を充填するのです。その際、ウレタン系のコーキング材を選ぶことがポイントです。ただし、ウレタン系といってもいろいろな種類があります。耐久性と防水性のトレードオフとなりますが、建物の立地条件に合わせて材質を選ぶと良いでしょう。また、2階部分や屋根部分まで作業しなければならないので、高所での作業が必要になります。さすがに足場を組む必要まではありませんが、長い脚立が必要でしょう。
どんなコーキング材を選べば良いのか自信が無い人や、高所での作業に自信が無い人は専門業者に任せることをおすすめします。
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