雨戸は夜に閉めることが多いので塗装の必要性がないように思われますが、見た目の問題が起きてしまうので外壁塗装と同様に塗装を行った方が良いと言われています。なぜ雨戸の塗装が必要なのか、ポイントをご紹介します。

雨戸の汚れなどが目立ってしまう？塗装するなら外壁と一緒に！

雨戸の塗装にこだわらず外壁塗装だけ行ってしまうと外壁だけ新築のように綺麗になりますが、雨戸の古い感じだけ残ってしまうので見た目がアンバランスになりかねません。劣化すると塗装が剥げていたり錆が目立ったりと見た目が悪くなります。夜中に雨戸を閉めていても暗いのでそれほど気にならないかもしれませんが、これでは外壁との差で余計に目立ってしまいます。

外壁塗装と一緒にやらずに時期をずらすと、足場を組まなければならないのでより多くの費用がかかる可能性があります。よって外壁塗装を行うついでに雨戸の塗装もやってしまった方がいちいち足場をかけなくて済むので費用を抑えることが出来ます。塗装を行う際に雨戸の塗装も行うか確認しておきましょう。

外壁塗装と一緒にやるべき！雨戸の塗装に必要な費用とは？

外壁塗装と一緒に雨戸の塗装を行う場合、塗装に必要なのは1枚で平均2000円から3000円だとされています。外壁塗装のついでに行うようなものなので枚数によっては割引してくれたり、またはサービスしてくれる業者もいます。一つの窓につき2枚の雨戸があるとする場合、外壁塗装に2万円から5万円を足した価格になり、その他の費用を足しても10万円以上支払うことはありません。

しかし、雨戸の塗装のみだと外壁塗装に2万円から5万円を足した上に足場代が必要となります。この足場が値段が高い傾向にあり10万円以上の値段になり得ます。その上で全ての雨戸の塗装を行うと数十万円は必要になるので新しく取り替えた方が安く済むこともあります。

交換と塗装のどちらが良い？値段で比べて考えよう！

外壁塗装と一緒に雨戸の塗装を行うことで大幅に費用を抑えることが出来ますが、雨戸の取り替えを行う場合と塗り替えを行う場合で値段が大きく違います。

腰窓の4カ所と吐きだし窓の2カ所、そして一つの窓につき2枚の雨戸で計算すると取り替えの場合、腰窓は一か所につき4万円かかるので合計16万円、吐きだし窓は1カ所につき5万円なので合計10万円かかります。加えて取り付け費用がかかるので全ての費用を合わせると32万円かかります。対して塗り替えのみだと取り付け費用がかからず、腰窓は1カ所で2500円、雨戸が2枚なので4カ所を合計すると2万円、吐きだし窓は1カ所3000円で雨戸が2枚、2カ所で計2万4000円となります。全てを合わせると4万4000円となりますが、両方とも足場代を含まないので値段が変動するかもしれません。