- コラム
防水工事を雨の日には行わない正当な理由
防水工事
2017/07/27
防水工事では、雨の日は作業を行わない鉄則があります。なぜ雨の日には防水のための工事を行わないか、そこには防水工事ならではの理に叶った理由があります。雨が防水工事に与える影響とは何であるのかを見ていきます。
雨の日の防水工事の結果がうまくいかない理由
建物への防水工事は、屋外で行う作業が多く、天候の影響を受けやすいです。雨が降っている日には、工事の作業を行いません。それは、防水工事ならではの事情ゆえのものです。防水工事では建物内部への浸水を防ぐため、ウレタンなどの防水機能を持った素材を使用します。防水に用いる素材は、施工直後は柔らかい状態であるため簡単に変形します。また極端に湿度が高いと乾燥に問題が生じ、硬化不良に陥る可能性があります。そのため、たとえ雨の中で防水工事を行ったとしても、良い結果は得られません。工事を雨の日に行わないのは、防水加工を確実に行うために必要な条件だからです。施主が防水工事を早く済ませて欲しいからといっても、工事業者は天候に従って工事すべきかを判断します。
雨の日の防水工事はコスト高
防水工事を行うなら、晴れている間が理想的です。雨の日に防水工事を行わないのは、工事費用の面でも理由があります。雨が降っている状態で工事を敢行すると、失敗する可能性が高まります。幸運にも防水工事の結果が上手くいくケースもあるものの、失敗の可能性はできるだけ避けられたほうがいいです。施工の失敗部分があればいずれ浸水する恐れがあり、再施工を余儀なくされます。すると再施工の分だけ作業量が増え、さらに建材も無駄に消費します。防水工事の費用を抑えるためには、できるだけ失敗を少なくできる条件を整える必要があります。そこで雨の日はできるだけ避けて、成功確率が高くなる晴れた日を選んで防水工事を行うのがベストです。
事故防止のため雨の日の防水工事は避ける
雨の日に防水工事の作業を行わないのは、事故防止が目的でもあります。防水工事では、不安定な場所や高所での作業も伴います。そのような状況でもしも足元が濡れていると、スリップを引き起こす恐れがあります。また雨により作業中の視界が遮られるのも、事故が起きる要因です。このように防水工事の作業員にとって、雨の日は作業の危険性が増す条件が揃っているのが問題です。事故の予防を心掛けるのは現場責任者にとっての義務であり、雨の日に作業を行うリスクが高い事情を良く知っています。万が一事故が起きれば防水のための工事は中断し、施主にとっても不利益が生じます。このような安全面の理由から、雨の日には防水工事は行わないのです。
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