• コラム

雨の翌日に外壁塗装を行う事で生じる影響とは

外壁塗装

2017/10/31

建物の外壁塗装を行うには、天候の状況を把握する必要があります。塗装に適さない状態で作業を行ったとしても、良い結果は得られません。例えば、雨の翌日に外壁塗装を行う場合での塗装への影響について説明します。


状況によっては雨の翌日の外壁塗装は控える

外壁塗装は、雨の中で行うのは適していません。たとえ塗装を外壁に施したとしても雨水で洗い流されてしまったり、あるいはムラが生じるリスクがあります。そのため工事業者は、天候を確認しながら外壁塗装の工事を行います。しかし気になるのが、雨の翌日はどうかという点です。たとえ雨が降っていない状態であっても、前日に雨が降っているようであれば外壁塗装の判断は慎重に下す必要があります。外壁塗装には、湿度にについて理想的な条件があります。空気中の湿度が75パーセント以下である事が、外壁の塗装作業では望ましい条件です。それ以上湿度が上がると、塗装した部分の乾燥が遅くなるといった不都合が生じます。雨の翌日は晴れていても湿度が高く、外壁塗装に理想的な状況ではありません。


水性と油性で異なる雨の翌日の外壁塗装判断

雨の翌日に外壁塗装を行う必要がある場合、塗装のためどのような塗料を使用するかによっても判断が分かれます。塗料には、水性タイプと油性タイプがあります。水性タイプの塗料は主成分が水でできています。一方で油性塗料は、有機溶剤を使用しているのが特徴です。そのため水性塗料であれば、雨の翌日で外壁に多少の水分が残っていたとしても問題はありません。しかし油性塗料で外壁塗装を行う場合、雨の翌日では問題になります。壁面に付着した水分が油性塗料の定着を阻止するため、外見上は塗装が完了しているように見えても、次第に塗装が剥がれ落ちるリスクが伴います。油性塗料では、雨の翌日に壁面が完全に乾いているかどうかの確認が必要です。


外壁塗装業者による雨の翌日に施工するかの判断

外壁塗装の施工業者によっては、雨の翌日にすぐに外壁塗装を行おうとします。特に工期の期限が迫っている場面では、無理に塗装作業を強行しようとしかねません。しかし雨が降った翌日で塗装に適さない状況なら、たとえスケジュールが厳しい状態であっても、塗装作業は止めさせる必要があります。確かに施工直後は、塗装の状態に問題ないように見えます。しかし数年後には、ヒビ割れや剥がれなどトラブルが生じかねません。誠実に外壁塗装を行っている業者であれば、たとえ施工の期限が迫っている状況であっても、外壁塗装を行わない判断も時として下します。また施主自身も雨が多い時期に、塗装業者の判断に反して塗装作業を迫るのは控えた方が賢明です。


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