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屋根修理が必要な時のカバー工法という選択

屋根塗装

2017/11/02

建物の中でも屋根は、定期的にリフォームが必要な箇所です。屋根修理の工法の中で、カバー工法という選択肢があります。カバー工法で屋根修理を行う場合に、具体的な施工内容やこの工法を選ぶ理由について見ていきます。


カバー工法による屋根修理の具体的な内容

建物の劣化と共に屋根材が割れたり錆びて穴が空き、屋根からの浸水するリスクが増します。屋根修理の方法の一つがカバー工法であり、この工法を採用する住宅が多く見られるようになりました。カバー工法の施工方法の特徴は、既存の屋根の上に直接新たな屋根材を葺く事です。具体的な作業内容としては、まず既存の屋根材の上に防水シートを貼りつけ、雨水などが浸水しないように防水加工を施します。さらにその上から新しい屋根材を葺き、建物を雨や紫外線から守ります。カバー工法で用いる屋根材には、特に決まりはありません。そのため、屋根修理の予算や機能性などを考慮した上で、どのような種類の屋根材をカバー工法に用いるかを決定します。


屋根修理にカバー工法を選ぶ利点

屋根を修理するためカバー工法を用いる大きなメリットは、コストが抑えられる事です。カバー工法の特徴は、既存の屋根材をそのまま残す部分です。そのため、古い屋根材を撤去する作業が必要ない利点があります。屋根修理のための作業に手間がかからず、工期が大幅に短縮できます。通常、撤去した古い屋根材の処理にも費用がかかるものの、そのコストもカバー工法では必要ありません。環境保護の観点からも、廃材が生じないのは評価できます。またカバー工法では、重ね葺きにより屋根材が二重構造になります。そのため、屋根部分が施工前よりも断熱や防音の効果が高くなります。屋根の修理で雨漏りを防ぐだけでなく、プラスアルファの効果にも期待できます。


カバー工法のデメリットを把握して選択

カバー工法を屋根修理で採用するメリットは大きいです。ただし、何事もメリットの裏にはデメリットもあります。カバー工法が持つ欠点としては、屋根の重量が以前よりも重くなる事です。既存の屋根材を撤去せずそのまま使用するため、重量はどうしても増えます。ただし、重ね葺きのための屋根材に軽量な素材を選べば、重量の負担は軽減できます。また既存の屋根材の劣化が進み屋根内部まで侵食が及んでいるのであれば、内部の補修工事が必要です。そのため、カバー工法よりは屋根の葺き替えを選んだ方がメリットは大きいです。カバー工法にメリットはあるものの、万全ではありません。状況に合わせて、一番メリットが大きい屋根修理の工法を選ぶのが賢い判断です。

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