• コラム

瓦屋根修理の方法と対策

屋根塗装

2018/01/04

瓦が割れているなどで屋根修理が必要になった時、どんな方法があり、どんな対策が取れるのでしょうか。軽度・中度・重度の3段階で、取り得る対策を考えてみることにしましょう。また、できれば安上がりにもしたいものです。


損傷が軽度で、素人が応急処置できる場合

素人が充分な安全対策もなしに屋根に上って屋根修理をすることは危険であり避けるべきですが、偶然にも修理しやすい箇所だけが傷んでいるのなら、素人による応急処置も不可能ではありません。屋根瓦が割れている場合で言いますと、パテやシリコンシーラーで割れた箇所を応急処置できます。ただし、パテは、耐久性に乏しく長持ちしません。シリコンシーラーは、もう少し長持ちします。素人ができる修理方法で、比較的長持ちする方法は、薄手の金属板(ブリキ板、銅板、アルミ板)を曲げて、割れた瓦にかぶせるようにして補修する方法です。金属板の固定と隙間の防水処置は、シリコンシーラーを使います。この方法は見栄えが悪いのですが、瓦の色に近い金属用油性塗料を塗れば、さほど目立たなくなりますし、耐久性も悪くありません。


損傷が軽度または中度で、素人では対処できない場合

瓦が割れているのなら、割れた瓦を取り替えるのが原則です。簡単な応急処置のままでは、補修材が変質劣化したり、地震で補修部分が開いたりして、いずれ雨漏りが発生します。屋根修理の基本となる方法は、損傷部材の取り替えです。瓦だけは、ホームセンターなどでも売っていませんから、専門業者に修理依頼することになります。屋根の損傷は、瓦の割れだけでなく、棟瓦の漆喰箇所の劣化剥離もよくあることで、業者に依頼するのなら、屋根全体を点検してもらい同時工事をすれば、比較的安上がりで屋根のリフレッシュが可能になることもあります。屋根の補修は早めにすることが大事で、少しでも不安箇所があると、大雨や梅雨の長雨や台風などで一気に状態が悪化し、思いもしない激しい雨漏りになることもあります。


損傷が重度で、屋根の葺き替えが必要な場合

瓦が割れているだけでなく、雨水の浸透で下地の木材が腐朽している状態なら、大掛かりな屋根修理となり、屋根の全面葺き替えを覚悟しなくてはならないこともあります。他に方法がなく、工事中どんなに不便であろうが、放置できない時は、覚悟を決めて屋根の葺き替えをするしかありません。ここまで重度の損傷の場合、建物全体の強度も低下している可能性がありますので、重い従来瓦から軽い新素材瓦などへの変更も検討すべき対策になります。なお、全面葺き替えでなく、部分葺き替えで済む場合もありますので、屋根全体の損傷状態を専門家に充分点検してもらい、不完全な修理にならないよう注意しつつ、話し合いながら修理計画を立てることになります。




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