• コラム

確実な防水工事のため重要な空気抜き作業

防水工事

2018/01/11

防水工事の良し悪しは、丁寧な作業にあります。作業が雑であると防水処理を行った部分に隙間が生じるために、そこから浸水する恐れがあります。防水工事で施工不良を予防するためにも、空気抜き作業は特に重要です。


コーキング作業で行う空気抜き

建物のヒビ割れや隙間からは、雨水が浸入してきます。そこで防水工事を施し、浸水を予防する対策が必要です。簡易的な補修によく使われるのが、コーキング剤です。例えばシリコンなどの防水性の高い素材を用いて、浸水を起こしている部分を塞ぎます。コーキングでは、内部に空気が入らないよう、空気抜きなど丁寧な作業が必要です。もしシリコン剤などを充填した部分に空気が入っていると、次第にその部分が膨らんできます。また空気の層がコーキングした部分に残っていると、やがてそこに穴が空いて浸水を引き起こす可能性が残ります。そこでコーキング作業では内部に空気が入らないよう気を配りつつ、膨らんできた部分の空気抜きを実施します。


シート防水工事で重要な空気抜きの作業

防水工事では、シートを用いた工事の方法があります。屋上など雨が溜まりやすい部分に対して、防水効果があるシートを貼り付けます。しかし問題であるのが、シート内に空気が溜まってしまう状態です。シートの貼り方に問題があると、下地とシートとの間に空気の層ができてしまいます。すると空気の層がシート表面に生じるシワの原因となり、やがてはシートに亀裂や破れが生じます。これらは、後のシート部分からの浸水トラブルを引き起こす要因です。そのためシート工法による防水工事では、シートを貼り付ける作業を行いながら、ローラーを用いて空気抜きの作業を行います。空気抜きの作業を丁寧に行った防水工事では、シートの仕上がりが綺麗でふくらみやシワが見当たりません。


シートの防水工事で空気抜きのため脱気筒取り付け

シートで防水工事を施す際、丁寧に作業を行ったにもかかわらず、後でシートが膨らんでくる現象が起こります。これは防水工事の際、下地とシートの間に水分が含まれていたことによるものです。気温が上がり水分が蒸発すると、自然と空気の層ができてシートが膨らんでしまいます。すると、シートにシワができて破れの問題を引き起こします。水蒸気によるシートの防水性の問題を避けるため、防水工事では空気抜きを目的として、一定間隔毎に脱気筒を取り付けます。丁寧に脱気筒の取り付けを行った脱気筒では、シートの破れなどの問題は起きません。工事業者にシート防水工事を依頼する場合には、脱気筒の取り付け作業をきちんと行っているかどうか確かめます。



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